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そもそも「漫画動画」とは?

July 21, 2021

こんにちは。漫画動画チャンネル for biz 運営です。
2020年ごろから、マンガ動画について見たり聞いたりすることが増えてませんか?
この記事を見ている方は、少なからず漫画動画に興味があって、企業での活用を検討されているのではないかと思います。

しかし「漫画動画」といっても、YouTube漫画動画広告、YouTubeチャンネル用漫画動画、事業紹介漫画動画、採用漫画動画と、たくさんの種類があります。

このnoteでは、それぞれの漫画動画の特徴と活用する場合の注意点をまとめていきます。

目次

1、「漫画動画」とはそもそもなんなのか?
2、「漫画動画」の種類
3、漫画動画をつくる上での注意点

1、「漫画動画」とはそもそもなんなのか?


漫画動画とは、漫画を動画編集ソフト(Premiere Pro、After Effectsなど)で編集して動かしている、簡易的なアニメーションのようなものです。
アニメの場合は一コマ一コマを描いている場合がほとんどなのですが、漫画動画の場合は、私たちがよく見ているマンガのキャラや背景レイヤーを分けて動画編集ソフトで動かしているものなので、アニメとは全く異なります。

今までは、LINEマンガやピッコマなどのマンガアプリでアプリインストールを促すマンガアプリ広告が主流でした。元々マンガ原作があり、それを基に動画を制作する形です。

そこから2018年ごろにYouTube上で「フェルミ研究所」という漫画動画チャンネルの元祖のようなチャンネルが漫画動画のフォーマットでシナリオを作って発信する新しいスタイルを確立していきました。

そして、2020年頃までに「ヒューマンバグ大学」「テイコウペンギン」など、様々なオリジナルコンテンツを配信するYouTube漫画動画チャンネルが多数開始されました。
今では落ち着きましたが、2020年初めごろはたくさんのベンチャー企業が参入を試みていた市場でした。

同じく2020年春頃から、YouTube漫画動画広告というものも生まれました。
これは、ストーリー形式で化粧品やサプリメント、除毛クリームを販売する、と言ったものでした。
3月〜4月あたりは、YouTube上でこちらも様々な会社が参入し、ほぼ無法地帯になっていましたが、薬機法違反、景品表示法違反で事業主が逮捕される事例が出てからはこちらも商品数やジャンルが抑制されてきました。

現状そういった法律に違反しない範囲で、まだまだYouTubeを使用した漫画動画広告は存在しています。ということは、それだけストーリー形式の漫画動画というものが、非常に広告効果の高いものであることが分かります。

こういった動きを受けて、いままで漫画動画を活用していなかった企業でも活用を検討するようになってきました。
弊社でも、最近は「採用漫画動画」「事業紹介漫画動画」「営業用の漫画動画」など、様々な場面で漫画を使った動画製作の相談を受けるようになってきています。

2、「漫画動画」の種類


漫画動画は先ほどお伝えした中でいうと、4つのジャンルに分けられます。

①YouTube漫画動画広告

エイジングケアや脱毛商材などをストーリー形式で訴求して消費者に買ってもらう広告スタイルです。多くはアフィリエイト形式で広告主から案件を下ろしてもらいアフィリエイト企業が独自で製作しています。

②YouTube漫画動画チャンネル

個人で実施されている方もいますが、制作工数やコストがかかるため、主に企業が運営している場合が多いです。チャンネルごとにテーマを設定して定期的にコンテンツを配信しています。2020年から数十万人チャンネル登録者を超えるチャンネルが続々と出てきており、制作件数も多いジャンルです。

③マンガアプリ広告

ピッコマやLINEマンガなどのアプリインストール目的の広告です。オリジナル作品や出版社が原作を持っている作品を動画化して配信しています。
※大抵広告代理店経由などで既に制作体制が整っている場合が多いジャンルのため、このnoteでは詳細を省きます。

④その他(企業の営業用動画・採用動画など)

昔から存在はしていて、ちらほらと事例はありましたが、2020年頃からの漫画動画市場の盛り上がりを受けて、活用事例を模索する企業が増加しています。主には採用動画、サービス紹介動画、SNS動画広告などがあります。前述の通り、ストーリー形式の漫画動画が市場に受け入れられる状況が去年から出てきているため、今後活用事例が伸びてくる可能性があると踏んでいます。

3、漫画動画をつくる上での注意点

基本的にはこれを見ている事業者の方々は、①②④に当たる漫画動画を制作検討されていると思います。
このマンガ形式の動画を作る上では、注意すべき点もいくつかあります。

まず、自社でゼロから制作する場合、マンガ家、動画編集者、ナレーター、脚本家とアサインすべきクリエイターが多数います。

また、それぞれのクリエイターをディレクションできる人物も必要です。
もし、クラウドソーシング系サービスを使ってアサインする場合は、クリエイターによってスキルの差があったり、納期に間に合わせるといった基本的な事が守られない場合もあるので注意が必要です。

漫画動画は上記のような注意点を意識して制作すれば、まだまだ面白くて視聴者の興味をひくことができるものだと考えています。
注意点に気をつけながら、漫画動画制作に取り組んでみましょう!

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